※ このテンプレートは page.phpが管理しています

基盤研究(C)

日本・中国のインスタレーション作品に見られる
東洋古典園林的要素に関する実証的研究

 研究者名:高橋治希 美術科油画専攻准教授

 研究期間:平成26年度~平成28年度

 概要

「日本・中国のインスタレーション作品に見られる東洋古典園林的要素に関する実証的研究」と題する本研究は、現代美術における空間表現であるインスタレーションについて、西洋においてはコンセプチャルアートの発展形式の一つとして一般的に捉えられているが、東洋においては古典園林の思想および造形的要素を取り入れることによって総合的に展開しているという、従来の捉え方とは異なる定義付けを行うことが、目標である。
自らが制作する作品を通して、文献研究にとどまらない実証的な検討を行うことにより、特に日中両国の制作現場に携わる人々(作家、評論家、ギャラリスト等)のインスタレーションに関する意識を現代美術からではなく、園林文化から再構築させることで、美術史上におけるインスタレーションの定義を捉え直すことを目的とする。その成果を日中の合同展覧会や国際展での発表にのみならず出版物として公開し、新たな東洋的インスタレーションの意味と役割、作家及び将来美術界を目指す生徒・学生に広く還元することを目指す。